まず不動産業者に物件を査定してもらいます。
査定は無料の場合がほとんどですから、
複数の業者に査定してもらい、
その額や対応などを参考に、適した業者を選びます。
次に媒介契約を結びます。
ここで注意すべきは、どんな契約形態を選ぶかです。
①一般媒介契約
複数の不動産会社に、同時に売却を依頼することができます。
②専任媒介契約
売却依頼は1社のみですが、売主が直接自分で買主を探し
業者を介さず売買契約を結ぶこともできます。
③専属専任媒介契約
契約を結んだ業者を通じてしか売買はできません。
自分で買主を見つけた場合も、業者通しとなります。
価格を決め、売り出します。
売り出し価格の設定に決まりはありませんから
査定価格の通りで売り出す必要はありません。
あなたの希望価格を伝え、業者の意見(査定価格)と
調整したうえで決定します。
なかなか買い手がつかない場合には
値下げを求められることがありますから
「これ以上は譲れない」という最低売却価格を
あらかじめ決めておくことも重要です。
成約までの目安期間は約3ヵ月です。
売り出し開始から成約までの目安は90日。
しばらくたっても購入希望者が見つからない場合には
売り出し価格を見直す必要があります。
不動産業者に買い取ってもらう場合は
査定の後、業者から買い取り価格が提示され、
売買契約を結びます。
仲介の場合とは異なり、短期間で売却できますが
価格は仲介の場合の6~8割程度となります。
土地売却の際にかかる費用
●仲介手数料(不動産会社に仲介を依頼した場合)
物件価格の3%+6万円+消費税
●契約書に貼る印紙代
●税金
売却益-(取得費+費用)×20%
各種費用が売却価格の20%程度かかると考えておきましょう。
また上記の他に、測量費用(境界確定などが必要な場合)や
登記費用がかかる場合があります。